収納どうしてる?赤ちゃんグッズが増えても片付く収納術【完全ガイド】

赤ちゃんが生まれると、それまでの暮らしが一変します。特に実感するのが「モノの多さ」。おむつやおしりふき、肌着、哺乳瓶、ガーゼ、ベビーケア用品、おもちゃ、絵本、離乳食グッズなど、赤ちゃんの成長に応じてどんどん増える育児アイテム。
「使いやすく取り出せる場所に置きたいけど、リビングがぐちゃぐちゃに……」「どこに何をしまえばいいか分からない」「頻繁に使うものは出しっぱなし」など、収納の悩みは尽きません。
この記事では、赤ちゃんグッズの収納に悩む家庭向けに、整理術・収納アイデア・おすすめ収納グッズなどをまとめて解説します。
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なぜ赤ちゃんグッズは散らかりやすい?
赤ちゃん用品は、次のような理由から散らかりやすく、片付かない状況になりがちです。
- 1日に何度も使うものが多い(おむつ、おしりふき、ガーゼ、哺乳瓶など)
- 一時的にしか使わないものも多い(新生児サイズの服、ベビーバス、離乳食初期グッズなど)
- サイズが小さく種類も多いため、まとまらずバラバラになる
- 赤ちゃん中心の生活で片付けの時間をとる余裕がない
そのため、「家事・育児に追われながらも無理なく続けられる収納術」が必要です。
赤ちゃんグッズ収納の基本方針
収納を成功させるには、以下の5つの基本ルールを意識することが大切です。
1. よく使うものは“取り出しやすさ”優先
頻繁に使うもの(おむつ・おしりふき・ガーゼ・着替え)は、見える場所&ワンアクションで取り出せるように。
2. モノの住所を決める
「使ったら戻す」習慣を身につけるには、定位置管理がカギ。家族全員が分かるようラベリングも有効。
3. 成長に合わせて“変化する収納”を意識
赤ちゃん用品は使う期間が短いものも多いため、定期的な見直し&入れ替えが必要。
4. スペースを“用途ごと”に分ける
リビング・寝室・脱衣所など、「使う場所に収納する」ことで移動の手間を減らし、散らかり防止に。
5. 収納グッズは“追加しすぎない”
まずは今ある収納スペースを最大限活用することが重要。グッズ購入は「収納するものが決まってから」。
部屋別:赤ちゃんグッズの収納アイデア
リビング:赤ちゃんと過ごす中心エリア
リビングには「よく使うアイテム」をまとめて収納するのが◎。
● おむつ替えセットはワゴンで一括管理
- キャスター付きの3段ワゴンが便利
- 上段:おむつ・おしりふき・おむつ替えシート
- 中段:着替え・ガーゼ・保湿クリーム
- 下段:ストック・ゴミ袋・体温計など
移動できるので、寝室や洗面所への持ち運びもラク!
● ベビー服や肌着は“見える収納”で
- 引き出しより、カゴ収納や布ボックスで“取り出しやすく”
- 種類別・サイズ別に分けて整理
- 頻繁に使うものは ソファ下・テレビ台の一角にも設置可
● おもちゃは“収納ボックス+回転制”
- 1軍・2軍・保管用におもちゃを分けて、1軍のみを出しておく
- ボックスは中身が見える透明ケース or ラベリング付きがおすすめ
- ローテーションで出すことで「散らかる」→「飽きずに遊ぶ」に!
寝室・ベビーベッド周辺:夜間育児の拠点
夜間授乳やオムツ替えのために、最低限のセットをベッド横に配置。
- サイドテーブルやコンパクトな収納ボックスに
- オムツ2〜3枚
- おしりふき
- ガーゼハンカチ
- 着替え1セット
- 授乳クッション(必要に応じて)
すぐに手が届く位置に置いておくことで、深夜の対応がスムーズに。
洗面所・脱衣所:衛生用品・お風呂グッズ
狭いスペースでも、縦型収納や壁面収納を使えばしっかり整理できます。
- 吸盤フック付きの吊るし収納でベビーバス用品やボディソープを分ける
- お風呂あがり用タオル・着替えはワゴン収納 or 引き出しに分けて準備
- ベビーローションや爪切り・綿棒などのケア用品もまとめてボックス管理
赤ちゃんグッズの“収納グッズ”おすすめ10選
商品名 | 特徴 |
---|---|
無印良品 ポリプロピレン引き出し | シンプルで重ねられる。中身も見える。 |
IKEA RASKOGワゴン | キャスター付きで移動可。リビングや洗面所で活躍。 |
ニトリ インボックス | カラーボックスにぴったり。仕切りで分類もOK。 |
セリア 取っ手付きボックス | 軽くて持ち運びやすい。おむつやケア用品に最適。 |
100均の吊り下げ収納 | ベビーベッド横に吊るせば小物の定位置化に。 |
タワーシリーズ(山崎実業) | スタイリッシュで機能的。脱衣所の壁面活用に◎。 |
ファスナー付き布収納 | 季節外れの服やおもちゃを保管するのに便利。 |
ラベルライター(テプラ・ピータッチ) | 「誰でも戻せる収納」のための必須アイテム。 |
スタッキングできるケース | スペース効率抜群。使わない時は重ねて収納。 |
折りたたみ収納ボックス | 一時的に使用するグッズの保管にも便利。 |
時期別:必要収納アイテムの変化と見直し
月齢 | 収納の中心アイテム | 見直しポイント |
---|---|---|
新生児〜3か月 | おむつ・肌着・哺乳瓶・ガーゼ | サイズアウトした服を収納/処分 |
4〜6か月 | おもちゃ・離乳食グッズが増える | キッチン収納と連動した見直し |
7〜12か月 | ハイハイ開始→危険物の管理 | 安全対策+低位置の収納に注意 |
1歳以降 | 絵本・おもちゃの自分収納へ | 自分で“片付けられる”仕組みに転換 |
よくある失敗&収納改善ポイント
失敗①:全部をリビングに集めてしまう
→ 解決策:使用頻度に応じて「分散収納」+「ワゴンなどで移動可能」にする
失敗②:収納ボックスを買いすぎる
→ 解決策:「何を収納したいか」明確にしてから購入。ラベリングで使いまわしも可
失敗③:一度決めた収納に固執する
→ 解決策:赤ちゃんの成長に合わせて、定期的な収納の見直しが必要!
まとめ|育児は収納でラクになる!
赤ちゃんがいると、生活リズムもモノの量も変化します。でも、少しの工夫で“散らかる”から“使いやすい”に変わります。
- よく使うものはワンアクションで取り出せる場所へ
- 移動できる収納を取り入れて柔軟に対応
- モノの住所を決めて家族で共有
- 成長に合わせて「使う・手放す・しまう」を見直す
育児収納は“完璧”を目指すよりも、“今の自分たちに合ったやり方”を見つけるのが成功の秘訣。赤ちゃんと一緒に過ごす大切な毎日を、少しでも快適にするために、ぜひ今日から実践してみてください。