はじめに:なぜ「片付け」が毎日の悩みなのか?
子育て中のご家庭でよく耳にするのが、
「おもちゃが毎日散らかって片付けが大変!」
「子どもが全然お片付けしてくれない…」
という声です。
せっかく遊んだ後、親だけが片付けをしていると、疲れもストレスも溜まってしまいますよね。
実は、“おもちゃの片付け”は【遊び】に変えることで、子ども自身が楽しんで取り組むようになることが多いのです。
この記事では、
- なぜ子どもが片付けを嫌がるのか?
- 片付けを楽しい「遊び」に変える実践的アイデア
- 年齢別のおすすめアプローチ
- 片付け習慣を定着させるコツ
など、子育て世代が明日から試せる方法をたっぷり解説します。
1. 子どもが片付けを嫌がる本当の理由とは?
▶ 遊びが途中で中断されるから
子どもにとっておもちゃで遊ぶ時間は「創造の時間」。
片付けるという行動が、「楽しい世界が終わるサイン」になってしまっていることがあります。
▶ 片付けの意味や目的がわからない
大人にとって「片付け」は当たり前でも、子どもにはなぜ必要なのかピンときません。
目的が不明確だと、やる気も湧きにくいのです。
▶ どこに片付けたらいいかわからない
収納場所が決まっていない、見た目が分かりづらいと、子どもは戸惑ってしまいがちです。
2. 「片付け=遊び」に変える!効果的なアイデア7選
① タイマーを使って「タイムアタックゲーム」
【やり方】
- スマホやキッチンタイマーで1〜3分をセット
- 「この時間内に何個おもちゃを戻せるかチャレンジ!」
【効果】
- 子どもはゲーム感覚でスピード感が出てワクワク
- 兄弟や親子で競争するのもおすすめ
② 色分け&形分けチャレンジ
【やり方】
- 「赤いおもちゃから集めてみよう」
- 「丸い形のものだけ先に片付けよう」
【効果】
- 分類力を育てながら片付けできる
- 単調な作業にアクセントが生まれる
③ お片付けビンゴを作る
【やり方】
- ビンゴカードのようにマス目に「ぬいぐるみ」「積み木」「車」などを記入
- 該当するおもちゃを片付けたらマスを埋められる
【効果】
- 遊びながら達成感を得られる
- 毎日のルーティン化にも◎
④ おもちゃたちに「おうち」を作るごっこ遊び
【やり方】
- 「おもちゃたちも夜は眠たいから、おうちに帰してあげようね」
- ぬいぐるみや人形に感情を持たせる
【効果】
- 思いやりや感情移入を促進
- 遊びの延長線上で自然に片付けができる
⑤ お片付けソングを作る・歌う
【やり方】
- オリジナルの歌や定番の「おかたづけのうた」を活用
- 歌いながらテンポよく片付ける
【効果】
- リズムに乗ることで行動しやすくなる
- 習慣づけやすい
⑥ 「お手伝いポイント制度」を導入
【やり方】
- 片付け完了ごとにポイントを進呈(例:スタンプ1個)
- 一定数たまるとご褒美がもらえる仕組み
【効果】
- モチベーションを維持しやすい
- 成功体験を重ねて片付けが「得意」に変わる
⑦ 片付けリーダーごっこで役割遊び
【やり方】
- 「今日のお片付けリーダーは〇〇ちゃん!」と任命
- 親や兄弟が部下として指示に従う設定
【効果】
- 主体性・リーダーシップを育む
- 自信を持って取り組める
3. 年齢別・片付けの遊び化アプローチ
【1〜3歳】習慣と感覚で覚えさせる
- 手取り足取り一緒に片付けを体験
- 名前を呼びながら「〇〇さんはどこに寝るかな?」など声かけを工夫
- シンプルなボックス収納で視覚的に分かりやすく
【3〜5歳】ゲーム感覚&ごっこ遊び
- 「誰が早く片付けできるかな?」などルールのある遊びに
- 自分の意思で選ばせる工夫が効果的(例:「赤いおもちゃから片付ける?青から?」)
【6歳以上】自立性を意識させる
- ポイント制度や「お片付け当番制」で責任感を育てる
- 収納の工夫にも参加させる(ラベルを作る、整理整頓を提案するなど)
4. 散らかりにくい環境づくりも重要!
◎ 収納場所は子ども目線で設計
- 手が届きやすい高さ
- 1ジャンル1ボックスが原則
- 中身が見える透明ケースもおすすめ
◎ ラベリングで分類をわかりやすく
- 絵や写真ラベルは字が読めない子にも効果的
- 「車」「ぬいぐるみ」など具体的な分類に
◎ おもちゃの“適正量”を見直す
- 多すぎると散らかりやすく、片付けのハードルも上がる
- 定期的に見直し、使わないおもちゃはリサイクルへ
5. お片付け習慣を定着させる3つのコツ
① 楽しく終わるのが一番!
- 「片付けは怒られる時間」ではなく、「遊びの締めくくり」に
- 最後に褒める・ありがとうを言うだけで意識は変わる
② 毎日の“同じタイミング”で行う
- 例えば「夕食前はお片付けタイム」など、リズムを作ると習慣化しやすい
③ 親も楽しむ姿勢を見せる
- 子どもは大人の真似が大好き
- 「一緒にやるよ〜!ゲームスタート!」など親も積極的に関わることで、自然と身につく
6. まとめ:片付けも“遊び”の一部にすれば、子育てがもっと楽しくなる!
おもちゃの片付けは、ただの家事ではなく、
子どもとのコミュニケーションの時間でもあります。
“面倒な作業”ではなく、“ワクワクする遊び”に変えることで、
子ども自身が自発的に片付けられるようになります。
- タイマーやごっこ遊び
- 色分けチャレンジ
- リーダー制度やビンゴ
など、少しの工夫で家庭の雰囲気は一気に変わります。
今日から取り入れられるアイデアばかりですので、
ぜひお子さんと一緒に“片付け遊び”を楽しんでみてください!
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